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【教員ブラックすぎ】教師の仕事を辞めたい!3年で離職率は40~50%

ノートとペン

教師・教員の仕事と言えば毎日のように子どもと和気あいあい・・・なんて思ったら大間違いですよ!

教師・教員は子どもの相手をするだけでなく、テストの採点や授業の準備、保護者への対応や学校の雑務などなど、本当にやることがたくさん!

そのせいで毎日長時間の残業は免れませんし、教師・教員の場合は法律のせいで残業代がまともに支給されないんです!

一部では“公的ブラック企業”なんて呼ばれることもあるほど。今回はそんな教師・教員のブラックな部分を徹底的に解説していきましょう。

今日はもうダメかも…

落ち込む男性

仕事に行きたくない…。行かなきゃいけないのは分かっていても「心」と「身体」がついていかない…。そんな時は会社に嘘をついてでも休みをとるべきだと思います。

上司や周りの人間はあなたの休みを快く思わないかもしれませんが、あなたの状態はあなた自身が一番わかっているはずです。精神を削られ過ぎて立ち直れなくなる前に対処しましょう。

もうどうしても会社に行くのが嫌なら退職を検討するべきでしょう。もしも自分の口から言えないのであれば「退職代行サービス」を利用してください。あなたの強い味方になってくれるでしょう。

教師・教員のここがブラックすぎ!

さっそく教師・教員のブラックな部分を見ていきましょう。

ブラック企業に勤める男性

勤務時間が長すぎる!

教員と言えば勤務時間の長さがよく問題になっていますね。文部科学省による「教員勤務実態調査(平成28年度)」によれば、教員の1週間あたりの勤務時間は以下。

教員の1週間あたりの勤務時間
  • 小学校教員:57.29時間
  • 中学校教員:63.20時間

一般的な週40時間労働(1日8時間労働)に比べて20時間前後も長いことが分かります。週5日勤務だとして、1日あたりの労働時間は11~13時間といったところでしょうか。

例えば1日あたり11時間労働だとしても、休憩の1時間を除けば12時間、半日も学校で働くことになります。1日あたり13時間労働なら休憩の1時間も含め14時間拘束。つまり、8時に働き始めて22時帰りです。

しかも上記の勤務時間には持ち帰りの仕事時間は含まれません。しかしながら教員の半分は持ち帰りの仕事(次の日の授業の準備など)をしている…と言われているのも実情です。

22時や23時など遅い時間に帰宅して持ち帰りの仕事もこなす・・・これでは十分な睡眠時間も確保できませんね。

なお、副校長や教頭などへ昇進すると勤務時間はさらに増えるようです…。

仕事が多すぎる!

教員の労働時間が長くなってしまう背景には業務の種類の多さがあります。

教員の仕事
  • 授業
  • 授業の準備
  • テスト準備・採点
  • 成績処理
  • 給食・掃除の指導
  • 部活動の指導
  • 部活動の大会引率
  • 家庭訪問
  • 保護者面談
  • PTA関連の業務
  • 保護者のクレーム対応

などなど。これでも一部のもので、他にも体育祭に伴うプログラム作成など業務は多岐にわたります。

しかも時間のかかる業務の多いこと。例えば1人あたりのテスト採点が5分だとしても、クラスに30人の生徒がいれば150分。つまりは2時間30分もかかるわけです。複数のクラスを受け持っていることだって少なくありませんからこれを考えただけでも辛いものがありますね。

テストの作成だって慣れていなければ5時間、6時間とかかってもおかしくありません。

これでは毎日11~13時間の勤務時間だって足りないくらい。だからこそ多くの教員が持ち帰りで仕事を行い、人によっては休日も潰して業務に励んでいるのです。

とおるくん

先生ってこんな大量の仕事をこなしつつ、ニコニコした顔で授業してるんだ…。凄すぎるね…。
大人になって初めて先生の凄さが分かるわね。

ゆかりちゃん

残業代は出ない!それでも違法じゃない!

頭を抱える男性

先ほど話した通り、教員は1日11~13時間の勤務を強いられています。

一般的な会社員であれば1日8時間を超えた分は残業となり、11~13時間勤務だとすれば、3~5時間の残業が発生していることになります。

1日に5時間の残業だとすれば1ヶ月(20日出勤想定)あたり100時間もの残業が発生し、さぞ大量の残業代を受け取れそうですよね。

しかし、教員には「給特法」と呼ばれる、とんでもない法律が採用されています。

給特法とは?

公立学校の教員に対して、給料月額の4%相当を「教職調整額」として支給する代わり、時間外勤務手当(残業代)や休日勤務手当を支給しないと決めた法律で、正式名称は「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」です。

つまり、教員は給料月額の4%の支給を条件に残業代が支給されません

ポジティブに捉えれば労働時間が少なくても給料が4%アップするということですが、残念ながらほとんどの教員は一般的な労働時間より長く働いているため、もはや少ない残業代で教員を長時間労働させる制度にしか見えませんね。

なお、4%だと1日8時間の労働に対し、約19分相当の賃金が割増されるだけです。こんな制度が民間企業でも認められれば、ほとんどの企業が採用するでしょう。

とおるくん

教員って残業代が出ないの!労働時間は長いのに!
たった4%の割増で何時間でも働かせられるから、一部では「定額働かせ放題」なんて言われてるのよ…。

ゆかりちゃん

まともに休憩がとれない!

労働基準法で一定時間以上の労働に対しては休憩時間が必要と決められており、当然ながら教員にも休憩時間は用意されています。

ただ、教員の休憩時間と言えば学校で言うところの「昼休み」などに該当するわけで、子どもの話を聞いたり、怪我をした子がいれば対処したり、子どもが安全に遊べるよう指導したり。まともに休憩できないのが実情です。

結局のところ、子どもが学校に残っている以上、いつ何があるか分からないわけですから一般的なサラリーマンのように休憩をガッツリとるのは難しいでしょう。

普通の企業であれば完全にブラック扱いですが、教員の世界ではこれが一般的です。

モンスターペアレントが面倒!

教員を続ける以上、保護者との衝突も避けられません。特に面倒なのがモンスターペアレントへの対応です。

モンスターペアレントとは?

学校に対して、自分勝手で理不尽な要求&クレームをつける親のこと。「モンスターペアレンツ」「モンペア」「モンペ」とも呼ばれる。

名前に“モンスター”と付く通り、モンスターペアレントに対しては真っ当な意見が通らないこともしばしば。理不尽としか言えないような罵詈雑言を浴びせられ、精神がボロボロになってしまう人も少なくありません。

子どもとは無縁の仕事をしていると、モンスターペアレントなんてバラエティやドラマの話と考えがちですが、実際に「怪物」の名にふさわしい(?)厄介な保護者は存在するのです。どのくらい厄介なのか、ひとつ事例を紹介しておきましょう。

モンスターペアレントの事例

生徒の一人が給食費をいつまでも持ってきませんでした。保護者に電話をして持ってくるよう求めるものの聞いてもらえず、直接、生徒の自宅へと訪問することに。そこで給食費の未納を伝えると「学校は義務教育なんだから給食費もいらないでしょ!」とまさかの反応。さらに「他の生徒が給食費を払うから、うちも払わなきゃいけなくなる!」と理不尽な持論を持ち出してきたのです。
結局、教育委員会も協力のもと、保護者を説得し問題は解決しました。

上記のようなことが本当にあるのですから教員の心労は絶えません。実際、モンスターペアレントへの対応でうつ気味になり、退職に追い込まれた方もいます。

学級崩壊の恐れも!

学級崩壊とは?

生徒が教員の指導を聞かず、授業が成り立たなくなった状態のクラス。

学級崩壊もドラマやバラエティの中の話として見られがちですが、もちろん実際にあることです。

特に新人の教員だと指導に慣れておらず、学級崩壊を引き起こし、どうしようも無くなってしまうことも。こういった場合、教員の辛さを痛感し退職するケースも少なくありません。

なお、学級崩壊を起こす生徒の親はモンスターペアレントが多いとの声も。当たり前のしつけもされず、甘やかされ続けた結果、学校でも「何をしても怒られないし大丈夫!」と勘違いしてしまうのでしょう。

過労死する人も少なくない!

毎日新聞の調査によれば、2016年度までの10年で過労死した公立校の教職員は63人にもなるようです。また、認定申請すらできないケースもあり、実際は63人を上回るとも言われています。

ここまでで解説した長時間労働やモンスターペアレントへの対応などによるストレスを考えれば、過労死が多いのも納得なのではないでしょうか。

教員の仕事はあまりに過酷なため、早期で辞めてしまう人も多いと言います。それに対して「甘え!」などと説教をするベテラン教員もいるようですが、仕事のために命を失っては元も子もありません。早めに辞めるのが正解にも感じますね。

とおるくん

教員の仕事内容が過酷すぎるよ…。これじゃ辞めたい人が多いのも当然だね…。
公的ブラック企業の呼び名は伊達じゃないわ…。

ゆかりちゃん

教師・教員はブラックすぎ!離職率も高い

退職する男性

ここまでの内容から分かるように教員の仕事は非常に過酷です。そのため、辞めたいと考える人は後を絶ちませんし、実際に辞める人も多いのです。

たとえば、厚生労働省が発表した「新規学卒者の離職状況」を参考にすると、大卒で「教員・学習支援業」に就職した人の3年以内離職率は40~50%前後と分かります。

つまり、教員・学習支援業に就職したのち、約半分の人は3年以内に退職しているのです。

なお、これはブラック企業が多いことで知られる「宿泊・飲食サービス業」の離職率とほぼ変わりません。いかに教員を辞めてしまう人が多いか分かりますね。

とおるくん

教員って免許を取得して就く職業だよね。それなのに3年以内に半分の人が辞めちゃうんだ…。
それだけ教員の仕事は過酷ってことよ。だから教員の人手不足が一部で問題視されてるんだけど・・・正直、今の待遇じゃ人手不足が解消されることは無さそうだわ・・・。

ゆかりちゃん

教師・教員を辞めたいなら辞めるのもあり

教師・教員の仕事がいかにブラックかお分かりいただけましたか?

もちろん学校によって事情は違いますから、教員が必ずしも過酷な仕事とは限りません。ただ、今現在、教員をしていて仕事が辛いと感じるのなら、退職というのもひとつの選択肢だと思いますよ。

中には退職を逃げと言う方もいますが、長時間労働やモンスターペアレントへの対応で精神を削り続けていては、いずれ倒れてしまうかもしれません。

辛辣な言い方になりますけど、ストレスで精神がギリギリの状態で働いていたとしても、本当に心配してくれる上司や同僚は少ないもの。あなたの身体のことが一番わかっていて、最悪の事態になる前に対処できるのはあなただけなんですよ。

もし人手不足などの事情から引き止められ続けるのなら、退職の意思を代わりに伝えてくれる退職代行サービスを使うと言った手もあります。どうかご自分の身を一番に考えてくださいね。

ゆかりちゃん

ブラックすぎる環境で仕事を続けても明るい未来は待ってないわ。次の記事でおすすめの退職代行サービスをランキングで紹介しているから、ひとまず相談してみたら?
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