無断で仕事を休み、そのまま連絡を無視し続けることを一般的に「仕事をばっくれる」と言いますね。
「上司に怒られる」「嫌な仕事がある」「何だかやる気が出ない」などの理由から本来必要な退職手続きを無視し、そのまま仕事を辞めるようにサボり続ける人が本当にいるのです。
しかし、仕事のばっくれはいろいろな意味でよくありません。アルバイトならまだしも(それも十分にNGですが)正社員での仕事ばっくれはリスクが高すぎます。
ここでは正社員が仕事をばっくれた時、一体どんなことが起こるのかを紹介していきましょう。
今日はもうダメかも…
仕事に行きたくない…。行かなきゃいけないのは分かっていても「心」と「身体」がついていかない…。そんな時は会社に嘘をついてでも休みをとるべきだと思います。
上司や周りの人間はあなたの休みを快く思わないかもしれませんが、あなたの状態はあなた自身が一番わかっているはずです。精神を削られ過ぎて立ち直れなくなる前に対処しましょう。
もうどうしても会社に行くのが嫌なら退職を検討するべきでしょう。もしも自分の口から言えないのであれば「退職代行サービス」を利用してください。あなたの強い味方になってくれるでしょう。
目次
仕事のばっくれによる損害賠償は基本ない
この記事を読んでる方が最も気になるのは「仕事のばっくれで損害賠償を請求されることはないか」という内容ではないでしょうか?
結論から言うと、仕事のばっくれで損害賠償を請求されるケースはほぼありません。
というのも、損害賠償の請求には膨大な労力と費用がかかりますから、社員一人に対して行うにはリスクとリターンが見合わないのです。
ただし、社員のばっくれによって仕事に損害が出ることはありますし、損害賠償の請求自体は不可能ではありません。つまり、仕事のばっくれに怒った企業が採算度外視で社員に損害賠償を求める可能性もゼロではないのです。
実際は損害賠償の事例もほぼ見かけませんし、無いとは思いますが、損害賠償の請求自体が不可能ではない、という事実を覚えておいてください。
給料も基本的には貰える
これを読んでいる方がもうひとつ気になるのは「ばっくれた日までに働いた分の給料は貰えるか」といった疑問でしょう。
こちらも結論から言えば、仕事をばっくれても働いた分の給料は貰えます。
労働分の対価を受けとるのは労働者の権利ですし、企業側は必ず労働分の賃金を支払わなくてはなりません。
ただ、中にはばっくれに業を煮やして給料を振り込まない企業もあるようです。この場合、会社に問い合わせを行えば振り込んでくれることがほとんどだと思いますが、ばっくれたことに何を言われるか分かったものではないのですから、そうそう問い合わせる勇気もわきませんね。
そのため、給料を振り込まない、または手渡しの場合はバックレ後、給料の受け取りを諦める方も多いようです。
とおるくん
ゆかりちゃん
仕事をばっくれた後はどうなる?
では、仕事をばっくれた後に何が起こるのか。その流れを見ていきましょう。
1.何度も連絡がくる
仕事をばっくれたとなれば、当然ながら会社から連絡が来ます。
毎朝出勤してくる部下がやってこないのですから、「通勤中に事故にあったんじゃ?」「事件に巻き込まれた?」などの心配をするのは当たり前でしょう。
上司とは一種、学校の先生的な存在ですからね。連絡もなしに生徒がこなかったら何が何でも連絡をとろうとするでしょう。
ばっくれた後にスマホを放置(または電源OFF)してしまえば、大量の着信・メールがたまるはずです。
2.同僚や上司が家を訪ねてくる
電話やメールで連絡がつかなければ、同僚や上司が直接、自宅へとやってくることもあるでしょう。
事情を知らない上司や同僚からすれば、人が一人消失しているわけですからね。仕事を中断して自宅を訪れても何らおかしいことはありません。
この時、おそらくばっくれた側は居留守を使うと思います。それか、自宅にやってくるのを見越してあらかじめ外出しておくでしょうか。
どちらにしても、連絡も訪問も無視し続ければ、今度は警察沙汰(捜索願)になってしまうかもしれませんよ。
3.捜索願が出される
さて、上記で話したように連絡も訪問も無視し続ければ、ついに警察沙汰です。「電話に出ない、メールも返事がない、家にもいない」なんて上司や同僚から見れば、完全に一人の社員が消失した事件ですよ。
社員を心配する上司や同僚ほど、早めに警察へと捜索願を出してしまうでしょう。警察沙汰になってから「単なるばっくれでした」と判明。こんなに恥ずかしいことはそうそう無いのでは?
また、警察の前に上司や同僚が両親へと連絡する可能性も高いです。どちらにしても大事ですね。
4.懲戒解雇になる
仕事のばっくれとは長期にわたって無断欠勤しているのと同じです。2週間も無断欠勤を続ければ懲戒解雇になるのが一般的です。
長期間の無断欠勤や、飲酒運転による交通違反、会社の金品の横領などを理由に従業員を解雇すること。従業員にとっては非常に重い処分であり、退職金や今後の転職活動に支障が出る恐れがあります。
詳しくは後で解説しますが、懲戒解雇による退職は退職金や今後の転職活動において非常に不利です。
とおるくん
ゆかりちゃん
他にもたくさん!仕事のばっくれによるデメリット
仕事をばっくれることで捜索願を出されたり、懲戒解雇の恐れがあることは分かりましたね。ただ、デメリットはそれだけじゃないんですよ。
退職金が貰えないかも
退職金は法律で定められたものではありませんから、出すも出さないも会社の自由です。
一般的な手続きを行えば退職金を貰えるところ、懲戒解雇の場合は貰えないといった可能性もあります。
退職金は基本的に勤続年数に応じて増え、10年、20年と勤めている方ならかなりの金額になることも。それを一時の感情の任せたばっくれで無駄にしてしまうのは、あまりにもったいないと言わざるを得ません。
このような理由からも仕事のばっくれは避けておくべきでしょう。
転職の難易度が上がる
先ほど話したように仕事のばっくれ後は懲戒解雇になることが多いです。
履歴書や職務経歴書に「懲戒解雇により退職」と馬鹿真面目に書く必要はないものの、「自己都合により退職」といった風に嘘を書くのもNG。後から嘘だと判明すれば経歴詐称で内定取り消しや、転職後に解雇を受けてしまう恐れがあります。
また、面接において退職理由を聞かれることも多いですし、退職理由が疑わしいとなれば離職票の提出を求めてくることもあるかもしれません。懲戒解雇の場合は離職票に「重責解雇」と記載されますから一発でバレます。
そして、懲戒解雇のことがバレれば採用率はグッと落ちます。懲戒解雇=悪いことをしてクビになった状態ですからね。そんな人を積極的に採用したい企業はまずないでしょう。
とおるくん
ゆかりちゃん
仕事のばっくれはNG!出勤時間が過ぎてしまっても連絡しよう
今これを読んでいるあなたが、寝坊などの理由で出勤時間を過ぎてしまったにもかかわらず、何も連絡せず放置しているのなら今すぐに連絡を入れてください。
既に話したように連絡なしで仕事を休み続けるのはリスクが大きすぎます。
出勤時間が過ぎた後に連絡するのが辛いといった気持ちも分かりますが、放置で捜索願を出されたり懲戒解雇になる方がよっぽど辛いですよ。
なお、連絡が遅れたとしても「朝から体調が悪く病院に行っていました」などの理由をつければ怒られないこともあります。
とおるくん
仕事をばっくれるくらいなら退職を!
ここまでで仕事をばっくれるリスクはお分かりいただけたと思います。
特に懲戒解雇はこれからの人生の難易度をグッと上げてしまいますから、仕事のばっくれなど考えず、正規の手続きを踏んだうえで退職をしてください。
退職が難しいなら退職代行サービス!
ただ、仕事のばっくれを考えるくらいですから、「上司がとても怖い」「忙しくて退職を言い出せる雰囲気じゃない」など何かしら正規の手続きで辞められない理由があるのかもしれませんね。
そんな時は「退職代行サービス」を利用してみてはいかがでしょうか?
退職代行サービスは依頼者の代わりに退職の意思を伝えるサービスで、即日対応の会社を利用すれば、今日(既に仕事が終わった後なら明日)から会社に行かなくていいんですよ。
しかも、仕事のばっくれとは違って、きちんと退職の意思を伝えたうえでの退職ですから懲戒解雇になることも基本ありません。ほとんどの場合は退職金も支給されますし、給料もきちんと振り込まれます。
もちろん捜索願や上司の訪問といった心配もなし。辞めたいけど辞められないという方はぜひ検討してみてくださいね。
ゆかりちゃん
正社員の仕事ばっくれはリスクが高い!
正社員が仕事をばっくれた後の流れはいかがでしたか?
このように、正社員のばっくれはリスクが高すぎます。下手をすれば「懲戒解雇」の傷がいつまでも付きまとい、新しい就職先を見つけられないかもしれません。
仕事のばっくれは必ず避け、正規の方法で退職を行うようにしてください。もし、自分で退職を伝えるのが億劫なら退職代行サービスを頼る手もありますよ。