飲食店や家電量販店の店員といった接客業は向き不向きが分かれる仕事で、「お客さんとの会話が楽しい!」と感じる人もいれば、一方で「接客なんてもう嫌だ!人との会話に疲れた!辛い!」と感じてしまう人も多いものです。
ここでは接客業に向いてない人の特徴を紹介しますので、自分がいくつ当てはまるかチェックしてみてください。1個や2個ならまだしも、3個も4個も当てはまる人は接客業に向いていないかもしれませんよ。
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目次
接客業に向いてない人とは
さっそく接客業に向いてない人の特徴を紹介しましょう。
- 人見知り
- 人と話すのが苦手
- 一度に複数のことが出来ない
- 細かいことに気づけない
- 自己中心的
- 沸点が低い
- プライドが高い
- ストレス耐性が無い
- 話しかけにくい
- 接客にやりがいを見いだせない
具体的な内容は下記で掘り下げていきます。
人見知り
接客業は初めて対面する方と円滑に会話を進めなければなりませんので、人見知りな方は向いていません。初対面の人に対してしどろもどろになっていては仕事になりませんからね。
接客業にも品出しや検品など、接客以外の仕事も一応は存在するものの、接客業に就いておきながらお客さんと一切かかわらないのは不可能に近いでしょう。
なお、人見知りについては接客業を続けるうちに改善されるといった意見もあるため、仕事を始めてまだ1ヶ月、2ヶ月なら改善の余地はあるかもしれません。
とおるくん
人と話すのが苦手
お客さんとのスムーズな会話が必要な接客業において、人との会話が苦手というのも大きな足かせとなります。
コミュニケーションが苦手な方だと相手の言いたいことを上手く汲み取れなかったり、思わぬ失言で相手を怒らせてしまう恐れもあります。
人と話すのが苦手で、会話自体がストレスになるタイプは接客業に向かず、続けてもストレスを溜め続けるだけだと考えてください。
ゆかりちゃん
一度に複数のことが出来ない
接客業はただただお客さんと会話をしていればOKなわけでもありません。たとえば、コンビニ店員ならレジにお客さんがいないタイミングでレジ横に並べる商品を調理し、タバコの補充を行い、レジにお客さんがくれば即接客に移らなければなりません。
つまり、接客も意識しつつ空いた時間で他のことも行う、マルチタスク能力が求められるのです。そのため、複数のことを同時にこなすのが苦手な方や、ひとつの事に集中したいタイプの方に接客業は向かないでしょう。
とおるくん
細かいことに気づけない
相手の細かい挙動に気が付き、気配りのできる方は好かれやすいと言いますね。逆に細かいことに気が付けず気配りができないタイプの人は接客業に向かないでしょう。
お客さん側からすれば、「これ、もうちょっと値下げしたら欲しいんだけどなぁ」と考えているタイミングで、「これ〇〇円まで落ちますよ!」と言われれば非常に嬉しいもの。考えていることを察してくれた喜びもあり、ついつい商品を購入してしまうものです。
対して、細かいことに気づいてくれない店員に対してはややイライラ。人の気持ちを察することができない店員が悪いとは言いませんが、細かいことに気が付ける店員に比べれば成績も上がりづらいでしょう。
ゆかりちゃん
自己中心的
常に自分の考えが正しいと信じ、自分の価値観ばかり押し付けてしまう自己中心的な方も接客業に向きません。
接客ではお客さんが気持ちよく買い物などをできるようサポートしなくてはなりません。お客さん側の要望も聞かず、グイグイと自分のおすすめ商品ばかり押し付けてくるような店員は、お客さん側からすれば迷惑以外の何物でもないでしょう。
日常会話においても相手の話をろくに聞かず、自分が言いたいことばかりを話してしまう人は要注意。良い店員というのは会話のキャッチボールが上手なんですよ。
とおるくん
沸点が低い
沸点が低い。つまりは短気で怒りやすい人にも接客業は向かないでしょう。日本は治安のよい国ではありますが、迷惑なクレーマーはやたらと多く、接客業をしていれば無茶なことを言われたり、理不尽な罵声を浴びることも珍しくありません。
たとえば、予想外の時間にお客さんが押し寄せてレジにズラッと人が並んでしまった時に「さっさとしろよ!とろとろすんな!」と怒られたり、商品の開封後に「これ違う商品だったから返品して」と無茶を言われたり…。特に客層があまりよろしくないお店だと日常茶飯事だったりします。
そんな時にお客さんに対して文句を言いたくなる気持ちも分かりますが、グッとこらえて仕事をしなくてはならないのが接客業です。理不尽な要求も我慢して笑顔で冷静な対応。これが出来てこそ接客の仕事を続けられる、といった意見もあります。
ゆかりちゃん
プライドが高い
「お客さんに気持ちよく買い物をしてもらう!」といった仕事に対するプライドを持つのは何ら構いません。むしろ、どんどん持つべきでしょう。
しかし、「自分は高学歴だからお客さんが相手でも頭を下げるなんて無理!」といった、接客業の邪魔になるようなプライドは捨てるべきです。これを捨てられないのなら接客業には向いていません。
接客業では何度も何度もお客さんに頭を下げなくてはいけないこともありますからね。妙なプライドはトラブルの原因にしかならないでしょう。
とおるくん
ストレス耐性が無い
「お客さんからクレームが入る」「無茶な値引きを頼まれる」「お客さんの相手をしていて残業に突入」などなど、接客業では様々な要因からストレスを感じます。
もちろん、どんな仕事でもストレスはたまるものですが、接客業は常に他人との会話が必要になることから、特にストレスを溜めやすい仕事と言えるでしょう。
そのためストレス耐性が無い方にも接客業は向きません。ストレスに弱い方だと日々の仕事でメンタルをゴリゴリと削られ、精神的な病気に追い込まれる恐れもあります。
ゆかりちゃん
話しかけにくい
いかにも愛想がよく親切そうな店員さんって話しかけやすいですよね?一方で不愛想で怖そうな店員さんは話しかけにくいですよね?
後者の方は接客業にはあまり向かないでしょう。
先ほど話したように接客業の多くはマルチタスクを前提としており、お客さんの対応だけでなく品出し等もしなくてはなりません。この品出しをしている店員に対して、お客さんが話しかけやすいかは非常に重要です。
不愛想で話しかけるなオーラが出ている店員だと、お客さんは話しかけるのを諦めて他店へ行ってしまうかもしれません。しかし、ニコニコした愛想のよさそうな店員ならお客さんは気軽に話しかけることができ、そこから商品を購入してくれるかもしれません。
つまり、話しかけにくい雰囲気の人は接客業において不利。おとなしく他の仕事を目指すか、笑顔の練習をする必要が出てくると思います。
とおるくん
接客にやりがいを見いだせない
接客業に限りませんが、仕事に対してやりがいを見いだせないとモチベーションが上がらず、仕事が楽しいと感じられないものです。
つまり、あなたが「どうせ誰でもできる仕事だし」「売上が上がっても何とも思えない…」「もっとクリエイティブな仕事がしたいんだけど…」など、接客業に対してネガティブな印象を持っているなら、あなたは接客業に向かないでしょう。
逆に「お客さんに喜んでもらえるのが嬉しい!」「ノルマ達成のために工夫するのが好き!」「ロスを減らすよう発注数を考えるのが生きがい!」などポジティブな印象を抱き、やりがいを感じているなら接客業向けだと思います。
なお、接客業は誰にでもできる仕事ではありませんし、お客さんに楽しく買い物してもらえるよう存在しなくてはならない仕事です。決してほかの仕事に比べて劣っているなんてことはありませんよ。
ゆかりちゃん
接客業が向いてない…疲れたなら退職も考えよう!
接客業が向いていない人の特徴はいかがでしたか?もし、あなたが接客業をしていて、上記特徴の多くに当てはまるのなら、仕事を辞めることも検討した方がいいかもしれませんよ。
何故なら、向いてない仕事というのは何かとデメリットが多いのです。
- 毎日が楽しいと感じられない
- 成績が上がらない
- ストレスをため込んでしまう
向いてない仕事を続けていても苦痛なだけで、毎日のように大きなストレスを感じてしまいます。また、楽しくない仕事に対して「工夫して成績を上げよう!」といった気持ちにもなれませんよね。
これらのことから、向いてない仕事を無理に続けるなら、いっそ適正にあった仕事へと転職した方がいいのではないでしょうか。
とおるくん
ゆかりちゃん
とおるくん
ゆかりちゃん
接客が苦手で辛い人は他の仕事で活躍しよう!
冒頭でも話したように接客業は向き不向きが分かれる仕事です。「人と話すのが苦手」「お客さんの気持ちが分からない」などの理由から接客業が無理だと思えば、他の仕事に移るのもありでしょう。
たとえば、事務職などは接客業に比べれば人との関わりが少なく、またお客さんからのクレームなども滅多に無いため、接客が苦手な方でも働きやすいのではないでしょうか。
また、スキルがあるならプログラマーなど黙々と作業できる仕事へ移るのもいいですね。世の中には接客が苦手でも全く問題ない仕事がごまんとあるのですから、無理に苦手な仕事を続ける必要は無いと思いますよ。