医師のサポートなどで患者さんと向き合う看護師は立派な仕事のひとつで非常にやりがいがあるのですが、一方で向き不向きが分かれる仕事でもあり、向いてない方が続けるのはやや大変かもしれません。
ここでは看護師に向いてる人・向いてない人の特徴を紹介しますので、自分に看護師の適性があるかチェックしてみましょう。
今日はもうダメかも…
仕事に行きたくない…。行かなきゃいけないのは分かっていても「心」と「身体」がついていかない…。そんな時は会社に嘘をついてでも休みをとるべきだと思います。
上司や周りの人間はあなたの休みを快く思わないかもしれませんが、あなたの状態はあなた自身が一番わかっているはずです。精神を削られ過ぎて立ち直れなくなる前に対処しましょう。
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目次
看護師に向いてる人の特徴とは
まずは看護師に向いてる人の特徴から見ていきましょう。
- コミュニケーションが得意な人
- 臨機応変に動ける人
- プレッシャーに耐えられる人
- ポジティブでクヨクヨしない人
- 健康で体力のある人
それぞれの詳しい内容は下記で掘り下げていきます。
コミュニケーションが得意な人
患者さんや医師、他の看護師など多くの人とコミュニケーションを取らなくてはならないのが看護師です。黙々と一人で作業するタイプの仕事とは違いますので、一定のコミュニケーション能力は必要になってくるでしょう。
コミュニケーション能力が高い人ほど患者さんからも好かれやすく、他の看護師ともめることもないため、気持ちよく仕事を続けられるはずです。
もちろん、初対面の人とすぐに仲良くなれるような、極端なコミュニケーション能力が必須とは言いません。最低限のやりとりが出来る方であれば業務をこなくことはできるでしょう。しかし、コミュニケーション能力が高い方が有利なのは確かです。
ゆかりちゃん
臨機応変に動ける人
看護師は常に病人を相手にする仕事であり、状況は刻一刻と変わっていきます。マニュアル通りに動けば大丈夫な仕事ではありません。
そんな刻一刻と変わる状況に対して臨機応変に動ける方は看護師に向いています。逆に臨機応変な行動が苦手で予想外のことに対しあたふたしてしまう方は看護師向きとは言えません。
やや厳しい話ですが、とっさの対応が患者さんの生命にかかわる可能性もあることは理解しておきましょう。
プレッシャーに耐えられる人
医師ほど直接的ではないものの、看護師も患者さんの命に関わる仕事です。「もしもミスをすれば患者さんの命が…」といったプレッシャーに耐えられなくては仕事になりません。
自分の仕事の重要さを理解し、そのプレッシャーに耐えながら仕事を続けられる人は看護師に向いてるでしょう。
なお、看護師の仕事に対して重さを感じているなら、真面目で責任感を持って仕事をしている証拠です。そういった人ほどプレッシャーを感じやすいのですが、そのプレッシャーを乗り越えれば、きっと思いやりのある優秀な看護師になれますよ。
ポジティブでクヨクヨしない人
看護師の仕事をしていれば担当していた患者さんが亡くなるなど、落ち込むことも多いもの。そこでクヨクヨし続けて立ち直れないのでは仕事になりません。
全く気にするなとは言わないものの、ある程度の期間で気持ちを切り替えられるポジティブな方の方が看護師向きなのは確かでしょう。
とおるくん
健康で体力のある人
看護師の仕事はシフトが不規則なうえ、業務中は常に身体を動かします。おそらく座って休憩できる時間はほぼ無いでしょう。
それだけに体力があるに越したことはありませんし、健康さも重要です。“医者の不養生”とはよく言ったもので、患者さんの健康にかかわる看護師の方が不健康では、何を言っても説得力がありませんからね。
健康で体力がある。これも看護師の仕事を続けるひとつのコツだと思ってください。
ゆかりちゃん
看護師に向いてない人の特徴とは
次に看護師に向いてない人の特徴を見ていきましょう。
- 体調や時間を管理できない人
- 他人との関わりが苦手な人
- プレッシャーに耐えられない人
- 勉強が嫌いな人
- 誰かを助けたいと真剣に思えない人
- 血や汚物を見るのがダメな人
詳しい内容は以下で掘り下げていきます。
体調や時間を管理できない人
看護師の仕事は「日勤」の他「準夜勤」「深夜勤」などもあって非常に不規則ですね。患者さんにいつ変化があるか分からない以上、24時間体制での仕事が必須なわけですが、しっかり時間や体調を管理できない方だとすぐに身体を壊してしまいます。
もしあなたが生活スケジュール・体調の管理が苦手というのなら、看護師の仕事には向いてないと思われます。
とおるくん
他人との関わりが苦手な人
看護師はサービス業に近い、と言われることもあるほど人と関わる機会の多い仕事です。パッと思いつくだけでも「患者さん」「患者さんの家族」「同僚の看護師」「医師」などなど。特に患者さんは定期的に入れ替わるため、初対面の人と会話する場面も多いですね。
そのため他人との関わりが苦手、コミュニケーションが嫌いといったタイプに看護師は向きません。会話が苦手だと患者さんに余計な不安を与えてしまったり、伝達ミスで上司から怒られてしまう恐れもありますよ。
プレッシャーに耐えられない人
先ほどプレッシャーに耐えられる人は看護師向けと話しました。ならば当然、プレッシャーに耐えられないタイプの方は看護師に向かないでしょう。
プレッシャーを感じていること自体は、責任感を持って仕事をしている証拠なのですが、プレッシャーに耐えきれず仕事を休んでしまったり、過度に気持ち悪くなってしまうようなタイプだと続けるのは辛いと思います。
勉強が嫌いな人
看護師は延々と新しい知識を仕入れていかなくてはなりません。いくら国家試験を受ける時に猛勉強したとしても、医療業界は日々進歩しているため、その知識はすぐに古いものとなってしまうのです。
優秀な看護師ほど研修などへ積極的に参加して知識を増やし、また看護師として働く中で先輩に貴重な体験談を聞くと言いますね。
看護師の仕事に加えて常に学んでいく努力が出来るか否か。これを考えてみて、「新しい知識を強い入れるのは面倒…」と思ってしまうなら看護師は向かないでしょう。
とおるくん
誰かを助けたいと真剣に思えない人
「患者さんを助けたい!」「医師を全力でサポートしたい!」など、誰かに対する思いやりが持てない方も看護師に向かないと思います。
もちろん「仕事だから」と割り切っている方もいますが、看護師は患者さんや医師など多くの方を支援する仕事ですから、「誰かのためになりたい」といった気持ちを持ってる方の方が仕事にやりがいを感じられるでしょう。
仕事に対するやりがいは、仕事を続ける大きなモチベーションになります。つまり、「誰かを助けたい」といった気持ちが無い方は仕事を続けていてモチベーションが低下していく可能性大です。
血や汚物を見るのがダメな人
看護師は頻繁に血や汚物を見る仕事です。これらがダメという方は看護師を続けていくのが非常に辛いでしょう。それに、血や汚物を見るたびに気持ち悪くなっていたのでは仕事になりませんよ。
なお、酷な話をすると看護師の仕事には患者さんの排泄サポートなどもあり、時には汚物を見るどころか触らなくてはならないタイミングも少なくありません。これを聞いて「うっ」と思った方も、看護師以外の仕事を目指した方がいいかもしれないですね。
ゆかりちゃん
とおるくん
看護師に向ていない人が続けるのは大変
ここまでの内容を確認して「自分は看護師への適性がないかも…」と思った方も多いでしょう。そんな方が看護師を続けるのは大変で、毎日のストレスから倒れてしまう恐れも…。
もちろん先輩に話を聞いたり、自分の性格を改善して「仕事が辛い!」といった状況を乗り越える方法もあります。しかし、根本的に向かない仕事だと乗り越えるのは一苦労。また、頑張って乗り越えたとしても別の壁に悩まされることも少なくありません。
それならば、いっそ看護師を辞めて他の仕事へと移ってみてはどうでしょうか?
自分の適性を見極めたうえでの転職であれば、今よりずっと楽しく仕事が出来ると思いますよ。
とおるくん
ゆかりちゃん
とおるくん
ゆかりちゃん
看護師に向いてる?向いてない?適性をチェックして今後を考えよう
看護師に向いてる人・向いてない人の特徴はいかがでしたか?
もし今回の内容から看護師への適性が無いと思えば、早めに看護師以外の仕事へ移ることをおすすめします。
看護師は人手不足から残業や休日出勤も多い仕事ですからね。やりがいを感じられないのに無理に続けるのは辛すぎると思いますよ。
とおるくん