日本はまだまだ会社に勤めて働くと言う意識の強い国ですが、どうしたって会社員・会社勤めが向いてない人もいるものです。
ここでは会社員として働くのに向いてない人の特徴や、会社員に向いてない時の生き方を紹介していきます。一般的なサラリーマンとして生きるのが辛い、と感じる方は最後まで確認してみてくださいね。
今日はもうダメかも…
仕事に行きたくない…。行かなきゃいけないのは分かっていても「心」と「身体」がついていかない…。そんな時は会社に嘘をついてでも休みをとるべきだと思います。
上司や周りの人間はあなたの休みを快く思わないかもしれませんが、あなたの状態はあなた自身が一番わかっているはずです。精神を削られ過ぎて立ち直れなくなる前に対処しましょう。
もうどうしても会社に行くのが嫌なら退職を検討するべきでしょう。もしも自分の口から言えないのであれば「退職代行サービス」を利用してください。あなたの強い味方になってくれるでしょう。
目次
会社員・会社勤めが向いてない人とは
さっそく会社員が向いてない人の特徴を確認していきましょう。
- 無駄に耐えられない
- 1人で仕事をするのが好き
- 人間関係が面倒くさい
- ルールに縛られるのが苦手
- 常に「本当に必要か?」と考える
- 組織への愛着を持てない
- 会社に根付く妙な風習が気持ち悪い
- 学校が好きじゃなかった
- 叶えたい夢がある
それぞれの詳しい内容は下記で掘り下げていきます。
無駄に耐えられない
もちろん企業によりますが、会社というのは無駄なことが多いように思えます。
- 通勤にかかる時間
- 必要かよく分からない書類作成
- 一向に議論が進まない会議
- 未だに書類をFAXで送信
- 上司に付き合っての残業
そもそも満員電車に揺られて通勤する時間がもったいないですし、「約束事だから」と誰が見るのかも分からない書類の作成を強要されたり、その書類をまさかのFAX送信させられるなんてことも(若い人だとFAXの使い方が分からなくて苦戦することもあるようですね)。
特に規模の大きな会社ほど、昔からの決まり事などが残っており無駄をカットできてないとも言います。こういった無駄が許せないタイプの人は会社員に向かないでしょう。会社員として働く以上は「これ無駄だよなぁ。もっと効率化できるはずなのに」とモヤモヤするシーンが出てくるはずです。
無駄を改善する提案がうまくできればいいですが、それができずずっと悶々としているようだと、仕事をするのが大きなストレスになってきます。
とおるくん
1人で仕事をするのが好き
会社に勤めるということは、基本的にチームで働くということです。そのため、何か行動をする際は上司や先輩に報告したうえで始めなくてはなりません。おそらく、報告や相談なしで勝手に動いてしまえば、よしんば結果がよくても後で怒られます。
これに面倒さを感じてしまうタイプの人は会社員に向かないでしょう。
一応は事前に報告しておくことで、「何かトラブルがあっても上司や先輩に責任を持ってもらえる」といったメリットがあるものの「自分の仕事のミスは自己責任!」と割り切って考えたい方もいると思います。
「GOサインが出るのを待つのがわずらわしい!一から十まで自分で決めて、自分で行動したい!」というタイプにチームプレイ主体の会社勤めは相性が悪すぎます。
人間関係が面倒くさい
上記で紹介したように、会社勤めではチームで動くのが基本です。つまり、上司や同僚と上手に連携をとるために人間関係を築かなくてはなりません。「仕事のためとはいえ、上司や同僚と仲良くする努力をするのは面倒…」と思ってしまう方にも会社員は向かないでしょう。
会社によっては人間関係に出世や社内の派閥などが絡んでくることもあり非常に面倒なわけですが、人間関係をおざなりにしていては、いつの間にか会社で孤立して仕事が無くなってしまう恐れもあるのですから、人間関係が面倒・苦手といった方にとって会社勤めは辛いものがありますね。
ゆかりちゃん
とおるくん
ルールに縛られるのが苦手
会社には様々なルールが存在します。法律で定められたルールはもちろんのこと、会社独自の就業規則で定められたものや、いわゆる「暗黙の了解」まで実に様々です。
そんなルールを守って仕事をしなくてはならないのが会社員です。日本人の場合は「一定のルールがあった方が楽」というタイプも多いのですが、中には「ルールに縛られるのが嫌!」というタイプの方もいますよね。そういった方は会社員に向かないでしょう。
たとえば、多くの企業は私服禁止のスーツ出勤ですよね。これに対して「スーツって決まりがあるから楽」と思えるタイプはいいのですが、「毎日スーツとか苦痛すぎる…。私服がいい…。」と思ってしまうタイプは会社員向けじゃないわけです。
とおるくん
常に「本当に必要か?」と考える
会社のルールや仕事のやり方に対していちいち疑問を持ってしまうタイプも会社員には向かないでしょう。とにかく会社というのは決まり事だらけですから、ある程度は思考停止させ「給料のためだから」と割り切って仕事をせざるえない部分も出てきます。
「この書類は本当に必要?」「あの上司の命令って本当に必要?」と何にでも疑問を持ちやすい方は会社員には向かないものの、思考停止せず効率化等々を目指せるタイプの方だと思いますので、会社員以外の働き方を見つけた方がいいのかもしれません。
組織への愛着を持てない
現在、会社員として働く方に質問です。自分の会社に愛着は持てていますか?帰属意識はありますか?
もし答えが「ノー」なら会社員には向いていないかもしれません。
というのも、会社勤めで働く方は意外にも「会社のためにみんなで頑張って働こう!」「チームで会社に貢献しよう!」と考えていることが多いようです。
たとえその頑張りが給料アップやボーナスなどで自分に返ってこないとしても、「仲間と一緒に働き会社を育てていく」ということに対してやりがいを感じていたりします。
この考えに賛同できず、「いくら頑張っても自分に返ってこないのは無意味。会社がどうなろうと別に…(仕事を失うのは困るけど)」と考えてしまうタイプは根本的に会社員に向かず、周りからの同調圧にイライラしてしまうでしょう。
会社に根付く妙な風習が気持ち悪い
古くからある会社だと、よく分からない風習やしきたりが存在します。たとえば、「新人は飲み会で芸を披露すること」「4月は新人との親睦を深めるため休日に皆でスポーツ」などなど。
こういった風習を楽しめるタイプの人は上司や先輩からも好かれやすく社会人として優秀かもしれませんが、一方で「え?何その風習?気持ち悪い」と感じてしまうタイプは会社員に向かないでしょう。
とおるくん
ゆかりちゃん
学校が好きじゃなかった
これを読んでいるあなたは小学校や中学校が好きでしたか?嫌いでしたか?
もし嫌いだったのであれば会社員に向かない可能性が高いですよ。「会社は学校の延長線上にある」と言われるほど、学校と会社は似た部分が多いのですからね。
- 集団で授業(仕事)をする
- 上司(先生)から評価される
- いじめ(ハラスメント行為)がある
- ヒエラルキーが存在する
- ルールに縛られている
つまり、学校に馴染むことができず孤立しがちだったタイプは、会社でも同じ状況に陥りがちです。仕事自体は上手くこなせても、周りから嫌われ、下手をすればいじめ(パラハラ等)を受けることに…。
自分が学生時代だったころを思い出してみて、学校に馴染むことが下手だったタイプだと思うのなら、会社勤めもなかなかうまくいかない可能性が高いですよ。
叶えたい夢がある
「イラストレーターになりたい!」「映画監督になりたい!」などの夢があり、現在の職場でその夢が叶えられないのであれば、会社員として働いていても「辞めたい…」「しんどい…」と思うばかりでしょう。
もちろん「叶えたい夢があるものの既に諦めた」という事情なら別です。しかし、まだ夢を諦めていないのなら、早めに夢に関するスキルや知識が手に入る仕事に就いたり、会社員を辞め夢の仕事をフリーで始めたりすべきではないでしょうか。
歳を重ねれば重ねるほど夢の実現は遠ざかっていきます。もし会社員として働いているものの夢があるのなら、これから先、どういった人生を歩んでいくか考えなおしてみるといいかもしれませんよ。
とおるくん
ゆかりちゃん
会社員が向いてないのに無理に続けるのは辛い!
人間には向き不向きがあり、不向きなものを続けるのは本当に辛いものです。おそらく、上記で紹介した「会社員に向いてない人」の特徴に当てはまる人が、会社員として無理に働き続けるのは本当にしんどいと思いますよ。
日本人はやたらとストイックで「向いてないから仕事を辞めるなんて甘え!」「苦手な仕事も努力で乗り越えるべき」なんて方が多いのですが、今やフリーランスで働く方も増えていますし、無理に向かない会社員を続ける必要もないのではないでしょうか。
もちろん、フリーで働くと言うことは非常に多くのリスクを背負うことでもありますので、入念に検討したうえで決めてほしいのですが、会社員に向かず仕事が辛いと思えば辞めてしまうのもひとつの手ではありますよ。
「上司が怖くて仕事を辞めるなんて言い出せない!」「何となく退職するとは言い出せない雰囲気がある…」といった事情で辞められないのなら退職代行サービスなどを利用する方法もありますし、一度、今後の身の振り方を考えてみてはどうでしょうか?
とおるくん
ゆかりちゃん
社会人に向いてない!他の生き方を選ぶのもあり!
社会人に向いてない人の生き方としては以下のようなものが有名ですね。それぞれ特徴などを確認していきましょう。
フリーランス
フリーランスとは、会社には属さず個人で働く生き方ですね。具体的には以下のような仕事が存在します。
- イラストレーター
- WEBライター
- プログラマー
- 動画投稿者
- 写真家
- 翻訳家
イラストレーターやプログラマーの中には企業に属して働く方も多いですが、近年は個人でプログラミング等を請け負う方も増えているようです。
フリーランスとして働くのであれば、会社のルールに縛られることもありませんし、仕事によってはわずらわしい人間関係に四苦八苦することも皆無です。基本は自宅作業なので通勤時間が不要なのもポイントですね(自宅とは別に仕事場を設ける人もいますが)。
ただし、フリーランスとして働くには多くのリスクを背負うことも忘れてはいけません。
- 安定して仕事を貰うのが難しい
- 毎月の収入が安定しない
- 孤独に悩むこともある
- スケジュールの入念な管理が必要
フリーランスは会社勤めと違い、自分で仕事を探さなくてはなりませんし、仕事が無ければ収入はゼロです。
会社勤めであれば「仕事が無い!」と悩むことは滅多になく、よしんば仕事が無かったとしても一定の給料を受け取れることがほとんどですよね。フリーランスとして働くのなら、そういった安定感は消失すると考えてください。
とおるくん
ゆかりちゃん
起業する
会社の妙なルールに縛られるのは嫌いなものの、チームで働くこと自体は嫌いじゃないなら「起業」という手もあります。自分で作った会社であれば、ルールは自分で決められますから、妙なルールや風習に悩むことは無いはずです。
同じように、会社員として働くのに辛さを感じている友人や知人がいるなら、そういった人を何人か集めて会社を始めるのもいいですね。仲間内の会社であれば人間関係のトラブル等も少ないでしょう。
ただし、起業には一定の知識はもちろんのこと、人脈や資金も必要になってくるため、フリーランスに比べて難易度はグッと上がります。失敗した時のリスクも非常に大きいと言わざるを得ません。
もし起業するなら事前準備を入念に行い、失敗した時のリスクも考えておくべきでしょう。
とおるくん
ゆかりちゃん
会社員に向いてない人は他の選択肢も検討!
会社員に向いてない人の特徴や、会社員以外の生き方を紹介しましたが、いかがでしたか?
会社員に心底向かず、とにかく会社勤めが辛いと言う方は、リスクもよく考慮したうえで、フリーランスや起業といった選択肢も検討してみてくださいね。